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尿道炎と膀胱炎の薬~まとめてみました。

尿道炎や膀胱炎の薬について
書いてきましたが

ひとつの薬で
大腸菌、ブドウ球菌から
淋菌、クラミジア、マイコプラズマまで
カバーできるものはありません。

ニューキノロン系
ペニシリン系
セフェム系
テトラサイクリン系
マクロライド系
アミノグリコシド系

それぞれの薬について
よく効く菌
あまり効かない菌
まったく効き目のない菌
があります。

ペニシリン系やセフェム系の抗生物質は
淋菌をはじめとした
ブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌などの細菌には
よく効きますが
クラミジアやマイコプラズマには
まったく効きません。

ニューキノロン系の抗菌剤
テトラサイクリン系抗生物質
マクロライド系抗生物質は
クラミジアやマイコプラズマには
よく効くのですが
淋菌、ブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌などには
ペニシリン系やセフェム系の抗生物質と較べると
効き目はいまひとつです。

尿道炎や膀胱炎では
どんな菌が感染しているのか
検査で確認します。

しかし、
痛みがあったり
膿がでているのに

「検査結果がでるまで
治療はできません。」
ではたまりません。

「はやく何とかして下さい!」と言いたくなります。

まずはペニシリン系やセフェム系の抗生物質で
淋菌やブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌などの細菌軍団に
ターゲットをさだめて治療して

次に、ニューキノロン系の抗菌剤
テトラサイクリン系抗生物質
マクロライド系抗生物質で
クラミジアやマイコプラズマを
退治していきます。

この抗生物質を使う順番が
治療のポイントです。

尿道炎の治療で
かなり手こずってしまうのは
症状が取れてしまうと
薬を飲むのを中断してしまうからです。

症状がなくなっても
細菌は完全になくなったわけではなく
わずかに生き残った菌が増殖して
尿道炎が再発します。

このときには同じ薬では効かなくなっています。

そうなると
また振り出しに戻って
どの抗生物質が効くのか
探りながら治療を進めます。

なので
完治するまでの道のりは
かなりの遠回りになってしまいます。

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