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クラミジアって、なんだ?

クラミジア感染の経路や症状、
クラミジアの検査法や治療方法などは
たくさんの知識や情報が公開されています。

それでは、クラミジアってどういう細菌でしょうか?
ちょっとお話ししていきます。

クラミジアは、偏性細胞内寄生性細菌といい
ちょっと舌を噛みそうな名前ですが
要は細胞の中でしか生きられないのです。

他の細菌類はご存じのように
栄養分を染みこませた寒天培地の上で
一定の温度に保ってあげれば

栄養分を吸収して
自分でどんどん増殖していくのですが
クラミジアにはそれができないのです。

細胞の中にある栄養分や酵素を利用しないと
成長して増殖していくことができないのです。

クラミジアの仲間は3つに分けられます。

まずは、クラミジア・トラコマチス

もともと、トラコーマという結膜炎の原因になる細菌として
知られていたのですが
いつの間にか、性感染症の代表選手になってしまいました。

つぎは、クラミジア・シッタシ

これは鳥のフンに排泄されて
乾燥して飛び散ったものを吸い込むと
肺炎を起こします。
オウムの糞から感染することが多く
オウム病といわれます。

最後が、クラミジア・ニューモニエ

これは最近見つかったもので
人から人に感染して肺炎を起こします。
まだ、感染経路などはよくわかっていません。

クラミジアの感染は
基本小体という粒子状のものが
細胞に取り付きます。

これが細胞内に取り込まれると
網様体というものに変化して
細胞内の養分を取り込んで成長し
分裂して増えていきます。

どんどん分裂して増えていきますから
細胞はクラミジアでパンパンに膨れあがります。

そして堪らず
細胞はimpact破裂してしまいます。

このとき網様体は再び基本小体となって
周囲に飛び散って
また周りの細胞に取り付いて
取り込まれ
増殖を繰り返して
感染を周囲に広げていきます。

クラミジアは細胞の中でしか
生き延びられませんから

クラミジアが空気中をフワフワ漂って
感染することはありません。

セックスによる性器同士の接触や
精液中にも含まれるので
精液が喉や性器の粘膜に触れることでも
感染します。

だから直に触れないことが
感染を防ぎます。

コンドームは
感染予防に大きな役割を果たします。

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