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尿道炎と膀胱炎~どれだけ飲むの?~

前回は、どのような薬を飲めばよいかお話ししましたが
今回は、どのくらいの飲めばよいのかお話ししていきます。

尿道炎や膀胱炎の痛みや残尿感、膿や出血などの症状は
薬を飲み始めて早ければ1日で、
多くの場合は2~3日でとれてきます。

しかし、症状がなくなることと菌がなくなるのは別の話で
症状が消えても菌はまだ残っています。

この時点で薬の服用を止めてしまうと
多くの場合、2週間以内には再発してきます。

そして厄介なことに
抗生物質や抗菌剤の攻撃をかいくぐってきた細菌ですから
これらの薬に対して抵抗性(薬剤耐性)を持つようになっています。

つまり以前使用していた抗生物質や抗菌剤は
効き目が極端に悪くなるか無くなります。

よって別の薬を使用して
治療は1からやり直しです。

薬を服用する期間は
治療のガイドラインによると7日間ということになっています。

しかし、7日間服用すればそれでよいというわけではありません。
7日間飲み終わった時点で尿検査が必要です。

最近では、2種類、3種類の菌が感染しているケースも見られるので
7日間で完全に菌が取りのぞかれていないこともあります。

完全に菌がいなくなっていることを見極めないと
再発の原因となって治療のやり直しになってしまいます。

再発の場合は、薬の変更だけでなく
治療期間も7日から14日、21日と長くなっていきます。

現在クラミジアの治療で
ジスロマックを1日1回だけ服用する方法がありますが
必ずしもクラミジアは完全に無くなっているわけではないので
確認の検査は必要になります。

また淋菌は薬に対する抵抗性を持ちやすいので
治療が不完全で再発した場合は
薬の変更や量の変更、治療期間の長期化など
かなり手こずることになります。

初めにしっかり治療しておかないと
尿道炎や膀胱炎は慢性化してしまいます。

こうなると治療期間は1週間、2週間とはいかず
1ヶ月、半年そして1年にもおよぶことがあります。

尿道炎や膀胱炎に限らず細菌の感染症は
はじめにキッチリと治療をすることがポイントです。

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